神奈川県気功太極拳倶楽部(神奈川県太極拳連合会)

中国武術研究院 横浜武術院 神奈川県気功太極拳倶楽部は、アフターコロナ時代に応対した活動を行っています。 「上海復旦大学武術協会 日本本部」として普及活動を展開しています。本格的な中国武術大会の「武術ジャパンカップ大会 伝統中国武術大会」を運営していました。お問い合わせは「横浜武術院HP 」www.yokohamabujutuin.sakura.ne.jp によろしくお願い致します。

太極拳 中国武術ジャパンカップ大会 武術短兵競技会

武術短兵とは、

中国武術における対抗性項目のひとつで、剣刀などの短器械の実践武術用法で対抗性競技も行えます。

歴史的には中華民国1928年の国術国考の項目に加えられ、以後1940年代にまで盛んに行われた武術の対抗性項目。

f:id:yokohamabujutuin:20180911091958j:plain

現代中国武術界では、2014年第1回中国武術運動大会から新スタイル競技が始まり、2016年に第1回全国武術短兵競技大会が開催されました。

 今は世界中でも中国武術修練者に好まれ、盛んにそれぞれのスタイルでの競技大会が行われています。

 私達は、規定套路競技、防具なしライトコンタクト・防具装備でのフルコンタクト方式での日本式、武術短兵競技を考案し、

上海復旦大学武術協会と連携していて、中国武術短兵スタイルにも応対しています。

2018年より、武術短兵大会を「武術ジャパンカップ大会」で行っております。

 

sites.google.com

 

f:id:yokohamabujutuin:20180910171347j:plain

 

中国武術 短兵競技

試合会場:四角形 14m×8 の武術コートを使用。

 

短兵 

中国武術の短兵器の用法としても重要な技法を含む「短兵套路:技撃動作9種 攻撃動作6種 防御動作3種 基本歩型 基本歩法」

での規定套路動作(必須)、自選動作 は剣(素材は各自で選択)を用います。


武術短兵 攻防 技撃動作9種

攻撃動作6種  防御動作3種

攻撃動作6種

1、刺剣(中)

2、点剣(上中下)

3、劈剣(斜め上~斜め下)

4、抺剣(左右)

5、撩剣(斜め下~斜め上)

6、崩剣(相手の肘、手首を狙い 下~上)


防御動作3種

1、上架剣(上)

2、格剣(中)

3、截剣(下)


身型・歩法

歩型:錯歩

歩法:進歩 退歩 右滑歩 左滑歩

規定套路:5種類の武術短兵 攻防動作套路の演練技能水準の評価を行う。

対抗競技:スパーリング スタイル

(エアーソフト剣:短兵器械は大会主催側の指定されたもの 現行:剣刃の長さ:72,5cm 柄の長さ:22cm)

意図的な顔面への攻撃は行ってはならない(ポイントの減点 1~2点 主審が判定)

攻守において、捨て身技や、よけ方などにおいて 身法、歩法、歩型については各自自由に任せる。

相手の兵器を掴むことや奪うことはできない。

 

f:id:yokohamabujutuin:20180910171439j:plain


試 合

試合は男女別、年代別、無差別スタイルなど、各カテゴリー段級別で適宜に行う。

器材

短兵器械は大会主催側の指定されたもの(現行 剣刃の長さ:72,5cm 柄の長さ:22cm)を使用する。

※参加出場選手において防具は原則必着とするが、試合形態によっては、ヘッドギアや面を自身の安全性に自信のある者は着用しなくてもよい(署名有)

基本的には、1試合は1分間(最長3分間)の中で得点ポイントの多い方が勝ちとする。延長ありとする。

規定套路は、木剣、竹剣、鐗(木製での短剣で代用も可)

※ポイント得点をジャッジが計上するのは原則、上記にある「武術短兵」基本技撃方法にある、攻撃動作6種類が、

有意識的な攻めによる、あるいは意識的な防備からの反撃動作が、

頭部、腹部、上腕部、背部、膝~すね、足首、足の甲に確実にヒットした場合を1ポイント獲得とする。

中国武術、短兵の技撃動作ではない技法、あるいは偶然的に当たったような技法では、

たとえ相手の部位に触れて当たったとしても有効な「武術技撃的動作」に相応しくない場合はポイントとして得点に加算されない。

(主審が判断する、それは、積極的姿勢で行う、中国武術の武芸形式である短兵競技項目であることが理由)

また延長で勝敗が決まらない時は再延長、再々延長を行う。

 

判定審判員(4人:主審1人 判定審判員2~3人 大会概要において適宜に応対)
多くの参加者がある場合で予選などで1人で行う場合得点係も併用できる。

 

執行審判員(1人)は試合状況を見ながら、膠着状況などがあった場合に適宜に選手を中心に戻し、試合を進行する。

 

競技大会の、ランキング制では「執行審判員」ポイント判定し、その都度に両選手へ伝えていく、競技会は速く展開していく攻防技能で、判定審判員がポイントを取って最終判定の材料にする。

 

ポイント判定される、その2つの原則は、

「相手の攻めを受けず、迎撃が決まった場合」

「相手の攻撃なく、進撃が決まった場合」

 

審判判定、執行審判員は競技をスムーズに進行させて、適宜 コート中心へ選手を戻し

再開させる、

 

ポイントが入った技があった場合 執行審判員は「ポイント」と呼び、双方の技撃が同時の場合「同士打ち」と呼びカウント判定の対象とならない。

 

 

 

〇競技大会

判定審判員(1~3人)が、2人の攻防動作における評価得点「10点満点」を相互各自に評価し、その結果で判定する。

例:「10対9」「8対9」「7対8」など。

 

同点の場合延長戦を行い、その都度評価する。

 

f:id:yokohamabujutuin:20180910171509j:plain

 

参加出場資格などについて

 

「対抗性武術項目:武術短兵」の大会参加資格は原則「中国武術 修練者・技能取得者」に参加資格があります。

大会出場者数によって予選形態が異なり、参加人数の多い場合は、

1次予選の「短兵套路:技撃動作9種 攻撃動作6種 進歩 防御動作3種 退歩」判定で勝敗を決める場合も有り。

そして予選の通過者が1回戦からの対抗性スパーリング競技、勝ち抜きトーナメント方式。

規定套路での、技能競技会。