伝統中国武術競技大会 武術ジャパンカップ/日本選手権大会

中国武術研究院 横浜武術院は2017年より 「上海復旦大学武術協会 日本本部」として 日本国内で展開する、(社)全日本太極拳連合会主催で 本格的な中国武術大会の「武術ジャパンカップ大会 伝統中国武術大会」を運営しております。お問い合わせは「横浜武術院HP 」www.yokohamabujutuin.sakura.ne.jp によろしくお願い致します。

「第3回 太極拳・中国武術ジャパンカップ2019大会」技能評価ルール

12/29(日)に東京武道館で開催される「第3回 太極拳中国武術ジャパンカップ2019大会」の技能評価ルール。

 

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中国武術ジャパンカップ2019大会」

 

”伝統統中国武術 競技大会” ”武術観摩エキシビジョン大会” ”中国武術段位制(武優段位)考評大会”技能評価ルール

 

本場中国での「国際伝統中国武術規則」を日本国内・日本人に相応しいルール(技能的、修練的、系統的に総合評価するシステム)として総編し、昨年8月の2018大会の試行を経て、今年2月の予選大会で「観摩」「競技会」「武優段位」と全て連動したルールです(※このルールで中国などで開催される国際武術大会の評価方法とも連動しています)

 

「国際伝統中国武術競技規則」

http://www.hkwushuu.com.hk/documents/2013twr.pdf?fbclid=IwAR0ZZV44omB_HNYViv0xj4FegPc1WPCEk6Mzm-mt2gkoloH4gSnLER5nlag

 


考評得点における採点基準


上記本場中国武術規則の内容に則り「一般社団法人 全日本太極拳連合会」主催の太極拳中国武術競技大会の中で、各々の保有する「武術技能水準」を「公平 公正 公開」の元に「スポーツ科学、武術理論、技能資質」を評価されるべき大会規則に基づいて「一般社団法人 全日本太極拳連合会公認 大会審判員」が評価判定する。
(日本国内の判断基準として、一般社団法人 全日本太極拳連合会主催の中国武術ジャパンカップ大会ルール(策定)を判断基準とする)


趣旨:日本国内における全世代の健康増進、技能発展、武術交流を大会を通じて図り、
中国武術文化の特徴である「健身」「修身」「防身」を各自で武術套路演武で発揮し、
全体における年々の武術人士の発展のための評価制度を設け、出場演武・演示者の、
「年代、技能、動作数、精神、風格」における総合判定を大会審判員が適格に施し、武芸有能者へ活動の発展と奨励のために表彰を行う。


「伝統中国武術 競技大会 ルール(ランキング戦)」


得点判定の内容


10点満点
顕微 -0,1 顕著 -0,2 甚だしい -0,3
A:動作規格 身型 手型・歩型 身法:歩型・歩法 6点
B:協調 発力(勁力)              2点
C:布局 リズム 風格 精神           2点
D:動作の失敗 状況において減点         0,1~0,4

例:ふらつく 手をつく 転ぶ 器械をぶつける あるいは落とす
審判員2~3人が等級判定を選び 審判長が総合判断して 得点化して発表する。


同水準レベルの際、加点による判定
「手法 手型 歩法 歩型 6点」 での動作数における技能レベルが同水準の際は、
「協調  勁力 2点」の充足、更に「精神 リズム 風格 2点」から判定し、
更に同水準の場合には、審判長判断において「套路」「付帯」「身体操作能力」での総合評価における、加点「0,3点~0,5点」を加えて判定する(加点)

 

発”勁”力・功力がその用法に則り手の先、足の先まで到達しているかを見る。
上下左右のバランス、眼の動きと技術(器械操作)との合致、巧みに行われているかをここで採点する。

3.精神 リズム 内容 風格 技の結合 布局

精神:演じる者の内在意識表現を見る。

リズム:動作の中での時間的変化 動~静 快~慢 など。
風格:各武術項目の特徴と風貌の現れを見る。
技の結合:動作と動作のつながりが滑らかで巧妙かつ 起伏、自由自在な変転を見る。

布局:それぞれの武術項目における空間的変化

コート内の場所の使い方で、それは武術的行動範囲を評する。
空間の滞在部分を駆使し理に適い、バランスがとれ 変幻自在さを見る。
(逆にいえば、偏ってはならず、一部分のところだけに留まらないようにする)

4.失誤

動作を途中で頓挫し退場した場合、動作を忘れてしまった、器械の変形
衣服の乱れ、ふらつく・バランス等を崩す、起~収勢が合致しない、
コートから出てしまう、時間不足、超過など。


各等級判定における得点配分(標準の目安としての得点配分)  

A級 判定 9、0~8、8

武術動作は規範に正しく、用いられる技の数々が清々しさをも感じる。
力は届くべき場所へ到達していて、リズムも滑らかで動きははっきりしている。

手や眼の動きと身体(器械)の使い方はピタリとまとまり よく練られた技が
その套路を完成させている。


B級 判定 8、5~8、7

動作はルールに正しく、方法もよく 力はよく届き
手と眼と身法(器械)が整っていて完成度は高い。


C級 判定 8、2~8、4

動作は比較的ルールに合っている。技もきれいに忘れることなく、
套路を演じている。


D級 判定 7、9~8、1

動作に大きな誤りはないが、方法も基本的には沿っているが技法における 「武術意識」に
何かしら集中力が不足しているように感じ、一応は通すことができている。


表彰

等級判定された順に上位から、一等奨、二等奨、三等奨、表演賞の賞状が送られる。

※受賞は参加人数の割合から区分され、一等奨、二等奨、三等奨、優秀表演賞など各々に授与される。


武術ジャパンカップ大会 中国武術段位制 考評大会

武優段位制度 基準

取得段位   1種目          2種目

六段位   8、90以上        17、60(8,8)
五段位   8、88~8、89     17、40~17、59(8、795)
四段位   8、70~8、79     17、20~17、39(8、695)
三段位   8、60~8、69     16、80~17、19(8、595)
二段位   8、40~8、59     16、40~16、79(8、395)
初段位   8、00~8、39     15、80~16、39(8、195)
一級位   7、00~7、99     13、80~15、79(7、895)


武術技芸での評価判断基準 (考評では10点の中から、得点を配当される)
身型:手型 手法 歩型 歩法
協調:左右両手 左右両足 上半身 下半身の安定感
勁力:武術技芸としての拳掌の突き技、足の蹴り技 すべての武術技芸の力量の到達度
リズム:力の大小、強弱、適格なリラックスと緊張度のバランス
武術風格:姿勢の正しさ、表情の安定感、武術技芸への信頼度の高さ
精神:伝統中国武術を支える、正しい武術思想や武術理論の基にした精神に溢れた意識で武術技芸を行っている。

〇修練を行う時での標準化とされる基準
身型:6点 
協調・勁力:2点
リズム 武術風格 精神:2点  
 
〇考評される時での規範化とされる評価基準 
リズム 武術風格 精神:2点  
協調・勁力:2点 
身型:6点

A級 8,8~ 9,0~ 伝統武術ルール 1位~2位 技能水準 一等賞
B級 8,5~ 8,7~ 伝統武術ルール 3位~4位 二等賞
C級 8,2~ 8,4~ 伝統武術ルール 5位~6位 優秀賞
D級 7,9~ 8,1~ 伝統武術ルール 7位~8位 三等賞


選抜競技会(小数点も0、1~0、9まで配当)

1位~2位 9、1~9、3
3位~6位 8、8~9、0
7位~10位 8、5~8、7

項目:

・其の他太極拳、健身気功 (五禽戯 八段錦 易筋経 馬王堆導引術 または、太極拳各種(拳式スタイルは自由)

・伝統武術拳種(武術拳種 各種) 

・武術短兵套路 武術用法・析招

・総編項目(融合式拳術 太極舞 太極ヨガ など)

・単練 対練 双人~6人程度の演武項目(14m×8mのコートでおおよそ収まる人数)

服装規定:自由

時間:6分未満

中国武術文化交流大会 等級判定表

3分野からのA、B、Cの等級判定結果から、総合的に最終判定水準を行っていく。

その内容からの等級判定順に、一等奨、二等奨、三等奨の成績を決定する。

1.動作規格 A~C 判定

2.協調性 発力 ”勁” A~C 判定

3.精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 A~C 判定

※「バランスを崩す、など」は「1、動作規格判定」に含まれる。「失誤・忘却」は「3、精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局」に含まれる。

上記の1、2、3、の各合計判定結果から、A B C の合計数で最終判定が行われる。

例:

「動作規格 A 判定」「協調性 発力 ”勁” B 判定」 「精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 A 判定」 最終判定 「A」

「動作規格 A 判定」「協調性 発力 ”勁” B 判定」 「精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 B 判定」 最終判定 「B」

「動作規格 B 判定」「協調性 発力 ”勁” B 判定」 「精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 C 判定」 最終判定 「B」

「動作規格 B 判定」「協調性 発力 ”勁” C 判定」 「精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 C 判定」 最終判定 「C」


「伝統中国武術 競技大会 ルール(ランキング戦)」

得点判定の内容

10点満点

顕微 -0,1 顕著 -0,2 甚だしい -0,3

A:動作規格 身型 手型・歩型 身法:歩型・歩法 6点
B:協調 発力(勁力)              2点
C:精神 風格 リズム 布局           2点
D:動作の失敗 状況において減点         0,1~0,4
例:ふらつく 手をつく 転ぶ 器械をぶつける あるいは落とす

審判員2~3人が等級判定を選び 審判長が総合判断して 得点化する(非公表)

同水準レベルの際、加点による判定

「手法 手型 歩法 歩型 6点」 での動作数における技能レベルが同水準の際は、

「協調  勁力 2点」の充足、更に「精神 リズム 風格 2点」から判定し、

更に同水準の場合には、審判長判断において「套路」「付帯」「身体操作能力」での総合評価における、加点「0,3点~0,5点」を加える(加点)


等級ランク毎に上位から、一等奨 6人 二等奨 6人 三等奨 数人を表彰する

大会終了後に各奨を表彰を行う

大会審判員の評価する

起勢   一段   二段   三段   四段   収勢


手法 手型

歩法 歩型

跳躍動作 着地

器械操作方法

協調  勁力 

精神 リズム 風格

バランス 転倒

質誤 忘却 

套路動作内容」「付帯」「身体操作能力」

総合判定 A B C Dから判定を行う。

採点基準

一般的に知られる”減点”を常に意識する「武術競技規則」とは異なり、各々の保有する「武術技能の高さ」を評価判定する。

※参加出場者全員の各自の持ち点がスタート時は「10点」から始まり、「功法」「攻防技能」「套路」での動作状況によって、

不足部分が現れた時は、判定審判員が適宜にポイントが指し引かれるようになり、

最終的に、持ち点が各自の得点として「総合判定:年代・技能・動作数・精神・風格」最終判定される、という考え方でできています。

套路演武・演示における評価判定の配分

1.動作規格 6点

2.協調性 発力 ”勁” 2点

3.精神 リズム 内容 風格 技の結合 布局 2点

4.失誤 

太極拳各式 健身功法 拳術 器械 総編項目

配点       

6点(動作規格)

手型 手法 歩型 歩法              
身法 腿法  器械操作法             
跳躍 バランス                  

2点(協調性 発力”勁”)

発力の充足 力の使い方の順達度  

力点の正確さ 手、眼、身、法、歩の協調一致さ   
動作の鋭敏さ 運動の熟達度 沈着安穏さ      
連貫と円滑さ 

2点(精神 風格 リズム感)

活力の充満 完成された”勁力”での緩急や、動静、軽重のリズム感

風格の突出度 内容の充実 構成の合理性      
変化の多様性 配置の整合性 意識の集中      
表情の自然さ 適度な速さ


失策とみなす、判断基準

※武術観摩エキシビジョン大会では、武術人士の発掘、武術活動奨励を目的としている為に「年代・技能・動作数・精神・風格」における総合判定のため、直接に印象ポイント減になることはなし

技能考評審判員が総合判定

動作の忘却 

剣穂・刀彩が身体に巻き付き動作に影響を与える

器械が床にぶつかる 

「器械」を落とした

ラインアウト 

※14×8mのコートの外に出てしまった

バランスを崩す 

床へ倒れてしまった など


1.動作規格

競技で行う套路内での全技術動作から各項目に求められる性質の完成度を見る。

技の整合性のために「型」と「方法」が適確かどうかを評する。

「手型・手法」「歩型:歩法」「身体操作法」「器械操作方法」など。

2.勁力 協調性

各武術項目の技術動作の実際の身体表現能力を評する。