伝統中国武術競技大会 武術ジャパンカップ/日本選手権大会

「上海復旦大学武術協会 日本本部」は、2017年より 日本国内で展開する、(社)全日本太極拳連合会主催で 本格的な中国武術大会の「武術ジャパンカップ大会 伝統中国武術大会」を運営しております

伝統中国武術競技大会 審判員 心得


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伝統中国武術競技大会 審判員 心得

 

歴史長き中国武術は、古くは”比武””武舞”という原点から始まり、598年~1905年 隋から清の時代まで、約1300年間にわたって続いた「科挙」の中にあった武術人士登用制度でもある”武挙”をルーツに持ちます。

 

1912年建国の中華民国の時代で、初めて「中華武術」という名称になり「国術:国技」として、国民の中で心身と文化精神を伴った”武芸”としての発展を奨励され、武術拳種には強靭な身体づくりにおける鍛錬効果があることに着目し、

 

1923年4月 上海にて「中華全国武術運動会」が開かれました。こうした大会を通じて、相互に技芸を切磋琢磨される場所となり、多くの技術交流、伝授そして発展にとつながりました。

 

1949年中華人民共和国成立後、近代スポーツとして更なる、継承、研究、普及、レベルアップのために様々な研究がなされました。

 

1950年代には国家体育運動委員会が組織され、文化大革命時には、武術活動全般も活動停止になり、1979年に競技規則が再編成され1980年代から国際化を図り、今現在には中国武術協会の制定した「1996年中国武術競技規則」を原本に、

 

2006年に「伝統中国武術競技規則」「高難度武術競技規則」が制定され、その両方の2つの国際武術競技規則となって世界中へ広まり国際スポーツとしての認知も広まりました。

 

私達は、この時期2006年~2016年の10年間の研究を経て、中国上海復旦大学武術協会 中国武術八段 中国武術10大優秀審判員 恩師「花妙林老師」の協力を基に詳細まで指導を受け、新しい日本の武術普及カリキュラム「伝統中国武術競技ルール」と「審判制度」を策定しました。

 

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「審判制度」における「審判員の業務と心得」です。

 

「審判員の業務と心得」

 

毎年毎年に行われる武術競技大会の記録というのは、今現在進行中になっている国地域各々様々なかたちで綴られていく「武術活動界の歴史の1ページ」の証明になります。

 

その立証を図るのが「審判員」であり「公平 公正 公開」の立場でしっかりと任務を果たさなければなりません。

 

そこへ、不正や疑惑などが生じるものであれば、その存在も記録も無意味なものになってしまいます。

 

そのことゆえに「中国武術」における競技大会の規則では、歴史長き伝統思想文化とも密接に関係しています。

 

三原則の「公平 公正 公開」の要点というのは、


最初の「平」とは、”水平”の意味を指し、参加出場者の全員に等しくチャンスが与えられ、人それぞれの己で築き上げた”武術技芸”の水準に相応しい評価を得られる公平さ、という意味であります。

 

2つめの「正」であって、それは物事の道理と秩序に沿って整っている、ということであり「武術競技規則」というルールに則って正しく行われなくてはならない、ということです。

 

3つめの「開」は、競技は選手、審判員、指導者や関係者、観客の前に客観的に「開かれた」環境で行われ(※時と場合によっては観客なしの場合も有り)


審判員の任務は、参加出場者の行った武術技芸の演武に得点や等級を以て、評価する仕事であるが、その評価責任も合わせて持たなければなりません。

 

※競技会終了後に選手、指導者や関係者からの、内容説明を問われた時には真摯に応対し、最期まで説明責任を持たなければならない義務があります。

 

この三原則は本質的には、大会関係者全員が知っておくことが望ましく、その認知が広まっていれば、いるほど”競技”という、必ず喜怒哀楽がつきまとう大会であっても、相互理解が堅実なものであれば、

 

誰であっても将来への”学び”への糧となり、あらゆるかたちで”モチベーションアップ””レベルアップ””ステイタスアップ”の3つとなり、結果的には大会運営全体の発展や業界の繁栄と結び付くのです。