「龍身蛇形太極拳」は2013年に上海市浦東区に伝わる龍身蛇形太極拳が非物質文化遺産として登録されました。
龍身蛇形太極拳技法の流伝は初代楊式太極拳創始の楊露禅から2代目楊班候の内在意識から来る身体操法を重視した楊式太極拳小架式を学んだ満州族の全祐の学んだ太極拳の技法が、養子になった呉監泉が受け継ぎ呉式太極拳が生まれました。
呉監泉と同じく全祐に学んだ老架式太極拳の技法が同世代の上海市浦東地区の常遠亭に受け継がれ、常遠亭、その2代目常雲傑と伝承され、その技法は大架式に変化し、龍形太極拳と称されるようになりました。
そしてその龍形太極拳の馬殿臣から瞿荣良へ伝承され、上海市武術協会の重鎮、王培錕老師、馮如龍老師との連携での総編を経て、今日の基本架、柔軟架、勁架となる龍身蛇形太極拳を創始しました。
今から4年前の「2012年」に中国武術協会が主催した「上海国際武術博覧会」が開催され、同時に「中日韓太極拳交流大会」を行い、
21世紀新時代での「太極拳」の繁栄と発展を目指す「龍身蛇形太極拳」のお披露目での国際大会でもありました。
これまでの太極拳は陳式太極拳は河南省、楊式太極拳は河北省、孫式太極拳は北京。
上海市はこうしたそれまでの太極拳活動に「古くある伝統文化から、新時代文化へ」温故知新を重要視している上海市特有の文化精神を持つ体育運動として2013年に
上海市浦東新区を代表する非物質文化遺産として登録しました。
そして2015年には新しくとも、伝統歴史文化を継承する上海市人民政府の推奨「太極拳」として認定されました。
龍身蛇形太極拳の技法 四季養生論