四季（四立、分点、至点）の教練で重要な臓器との関連性と教学法（プログラムフォーマットづくり）
立春、立夏、立秋、立冬が「四立」
春分、夏至、秋分、冬至が「分点と至点」
四立は次の季節変化への、分岐点の始まりを思い、分点は、それまでの陰陽の気の強弱の転換点、至点は陰陽の気の強度が高まり始める時期での予防意識を高め、陰の気の場合は「呼吸力：肺活量強化」陽の気の場合は、照射熱を控え、体力消耗を避けるようにする。
四立では、立春は真冬の寒気の強度がもうそれ以上上がらない、立夏は、心身の活性化の基準をしっかり定める、立秋では陽剛の気に注意する時候、立冬では冬の養生の意識を高め始めて、３か月先の立春までの心身の活性化を重視して練功を行う。
分点では、春分から、陽の気が強くなり始め、半年先の春分まで、公明正大な活動のスタート時期。
至点では、陽の気がピークに達する夏至で、生命力の再生から充実感を高め、冬至で、真冬の身体づくりへの準備を整え、真冬の寒気に備え「呼吸力：肺活量」と「血液循環を高めて、体温上昇で身体に寒気が入り込まれないようにバリアを張れる体質」を完成させておく。
プログラムフォーマットでは、時間枠を設定し、参加者の水準に合わせてプログラム設定を行う、例：「龍身蛇形太極五行功法：０～熱身功～２０（休息、水分補給）～五臓導引法～３５（休息、水分補給）～五行功法 一種類（教練、習得、通し）５０～（五行功法 全部通し）～５５～（収功）６０（終了）
熱身功
１、立式 意識呼吸法 腹式呼吸法、胸式呼吸法 集気站椿
２、瞑目存想（瞑想）
３、転頭 ジュアントゥ 首回し ２種
４、提膝挽花 ティシー ワンホワ 腕回し 片足立ち ２種
５、陰極陽生 インジー ヤンシェン 左右腕振り
６、転腰 jジュアンヤオ 腰回し
７、転膝 ジュアンシー 膝回し
８、活腕 ホワワン 手首回し 活踝 ホワホワ 足首回
９、双推掌：４種 （１、口～口 ２、口～鼻 ３、鼻～口 ４、鼻～鼻）
正面、斜め左、斜め右、頂肘（左右）弾腿（左右）踵蹴り（左右）
１０、伸腰 シェンヤオ 背筋・首筋伸ばし
収功
１、波浪勢
２、迎呼
３、通天採気
五禽戯では「虎、鹿、熊、猿、鳥」の順に、「冬：腎：虎」「春：肝：鹿」「土用：脾：熊」「夏：心：猿」「秋：肺：鳥」で昨年の「立冬～冬至」の心身感覚を以て、冬にオーバーラップして心身を確認出来て、そこに共通した活性化の基準感覚を感じて、真冬型の身体づくりの完成を認識して「拠り所」として信頼と安心感を堅持する。
龍身蛇形太極拳では「心、脾、肺、腎、肝」で「夏：心」「土用：脾」「秋：肺」「冬：腎」「春：肝」の意識の順で毎年の「立夏～夏至」の心身感覚を以て、夏秋の土用、秋に呼吸、冬に体温上昇と心臓と肺機能の安定感でオーバーラップして心身を確認出来て、そこに共通した活性化の基準感覚を感じて、真冬型の身体づくりの完成を認識して「拠り所」として信頼と安心感を堅持する。五行の「火：心臓」での意識運動の人為的に快適な感覚を一年間の基準感覚とする。
龍身蛇形太極五行功法 四季養生功（年間）
春季：木：馬歩翻手右手：肺臓～肝臓 左手：肺臓～脾臓）
６式：玉女穿梭 ユィニューチュアンソウ（肝）
春夏：土用：馬歩転臂 （右手：肝臓～左手：脾臓）
３式：提手上勢 ティーショウシャンシー （脾）
２式：手揮琵琶 ショウホイピーパー
夏秋：土用：馬歩転臂 （右手：肝臓～左手：脾臓）
３式：提手上勢 ティーショウシャンシー （脾）
秋季：金：馬歩托天 （肺臓）
４式：白鶴亮翅 バイフー リャンチー
秋冬：土用：馬歩転臂 （右手：肝臓～左手：脾臓）
３式：提手上勢 ティーショウシャンシー （脾）
冬季：水：開歩腎転抡 （心臓：中丹田～腎臓：命門・天柱・百会）
５式：如封似閉 ルーフォンスービィ
冬春：土用：馬歩転臂 （右手：肝臓～左手：脾臓）
３式：提手上勢 ティーショウシャンシー （脾）
五臓導引法
１ 開歩心転抡 （心臓：中丹田～上丹田）
２ 開歩腎転抡 （心臓：中丹田～腎臓：命門・天柱・百会）
３ 馬歩転臂 （右手：肝臓～左手：脾臓）
４ 馬歩翻手 （右手：肺臓～肝臓 左手：肺臓～脾臓）
５ 馬歩托天 （肺臓）
五行功法
１式 起勢
２式 手揮琵琶 ショウホイピーパー
（五行：火 臓器：心臓）
３式 提手上勢 ティーショウシャンシー
（五行：土 臓器：脾臓）
４式 白鶴亮翅 バイフー リャンチー
（五行：金 臓器：肺臓）
５式 如封似閉 ルーフォンスービィ
（五行：水 臓器：腎臓）
６式 玉女穿梭 ユィニューチュアンソウ
（五行：木 臓器：肝臓）
７式 収勢
